成約人材の声|業務委託から取締役へ

「アドバイザー」で終わらせない。業務委託から取締役になった話大手自動車部品メーカー 元・生産技術部長|業務委託(週3日)→3部長→取締役

「とにかく生産性を上げてほしい」。そう託された外部人材は、いきなりDXに走らず、まず現場に張り付いた。やがて「アドバイザーのままでは前に進まない」と痛感し、3つの部長、そして取締役へ。愛知から長野へ、業務委託から「中の人」になったSさんの物語です。

人材
Sさん(50代後半)/大手自動車部品メーカー 元・生産技術部長。愛知県在住。
受け入れ企業
長野県の精密部品メーカー(従業員約100名)
関わり方
業務委託(週3日)から取締役に登用
担当
製造・加工・品質の3部長を経て、取締役として経営に参画

「とにかく生産性を上げてほしい」

託されたのは、ただ一言「生産性を上げてほしい」。しかしSさんは、いきなりDXやロボットに走りませんでした。まず現場に張り付き、週1回みんなで集まって「自分はこう思うが、どう思う?」と問いかけ続ける。押し付けではなく、現場自身が考える場をつくることから始めました。やがて、現場が少しずつ動き始めます。

「アドバイザーのままでは、前に進まない」

現場が動き出す一方で、Sさんは壁にぶつかります。「アドバイザーのままでは決裁権がなく、改善が前に進まない」。提案はできても、決めて実行する権限がない。そのもどかしさの中で、より深く関わる覚悟を決めます。

業務委託から、3部長、そして取締役へ

Sさんは、製造・加工・品質の3つの部長を引き受け、さらに経営に踏み込むため取締役に就任しました。業務委託という軽い入口で、会社と本人が互いの相性と力量を見極め、双方が納得してからの登用です。外部の人が「中の人」になって、初めて現場は本格的に動き出しました。

「話しやすい関係」が、現場を変えた

肩書きで押さえつけるのではなく、現場と同じ目線で対話を重ねたSさん。受け入れ企業の経営者は「これまで社内にいた部長よりも、話しやすい関係ができている」と語ります。大手で培った経験を中小の現場の言葉に翻訳し、人をその気にさせる——それが、登用にまで至った理由でした。

ご本人の声

アドバイザーのままでは、決裁権がなくて改善が前に進まない。だから「中の人」になることを選びました。

Sさん(大手自動車部品メーカー出身・50代後半)

この事例のポイント

  • 1

    現場に張り付き、問いかけ続ける。いきなりDXやロボットに走らず、まず現場を動かした。

  • 2

    業務委託から、取締役へ。軽い入口で相性と力量を見極め、双方納得のうえ登用。

  • 3

    「アドバイザー」では動かない。決裁権を持つ「中の人」になって、初めて改善が進んだ。

よくある質問

どんな経歴の方ですか?
大手自動車部品メーカーで生産技術部長を務めた方です。JOINSを通じて長野県の精密部品メーカーに業務委託(週3日)で加わり、のちに取締役へ登用されました。
なぜ取締役にまでなったのですか?
アドバイザーのままでは決裁権がなく改善が前に進まないと本人が痛感し、より深く関わる道を選びました。会社側も業務委託期間で相性と力量を見極め、双方納得のうえで登用しています。
週3日でも経営に関われるのですか?
関われます。毎日常駐でなくても、現場を動かし意思決定に踏み込める人が入れば、改善は前に進みます。業務委託から段階的に関わりを深めた事例です。

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