成約事例|現場の標準化・生産管理改善を担う

属人化した製造現場を、標準化する。生産技術のプロが加わった案件千葉県の金属製品メーカー|生産技術のプロが、現場の標準化・生産管理改善を推進中/週1〜2日

屋外照明用のポールや鋼管製品を、半世紀にわたり手作業で仕上げてきた千葉県のメーカー。熟練の技で少量多品種と短納期を両立してきたこの会社が、次に選んだのは「誰がやっても同じ品質・同じ段取り」で回せる現場への標準化でした。属人化した製造現場を見える化し、標準化して定着させる――その推進役を担う生産技術のプロが、業務委託で加わりました。JOINSを通じて成立した、この案件の要点を紹介します。

人材
大手精密機器メーカー出身の生産技術者。製造現場の改善・品質/生産性向上プロジェクトが専門。
受け入れ企業
千葉県の金属製品メーカー(屋外照明用ポール・鋼管製品の設計・製作/1970年設立・従業員約11名)
関わり方
準委任契約/週1〜2日出社(隔週も応相談)、必要に応じてリモート
担当
現場の標準化・生産管理改善の推進(8つの改善テーマの見える化〜定着)

手作業の熟練から、標準化されたものづくりへ

この会社は、屋外照明用のポールや鋼管製品を、半世紀にわたり設計・製作してきました。中口径の鋼管加工や段付きポールを得意とし、溶接から塗装まで一貫して手作業で仕上げることで、少量多品種でも安定した品質と短納期を両立しています。近年は高速道路のセンサー架台やETC支柱など、特殊用途の案件にも応えてきました。

次に目指すのは、熟練の技に頼ってきたものづくりを、「誰がやっても同じ品質・同じ段取り」で回せる体制へと変えること。安全衛生から品質基準、教育・訓練まで、現場の8つの改善テーマを標準化し、定着させていく。その狙いのもとで挑むのが、製造現場の標準化です。

見える化し、標準化し、定着させる

取り組んでいるのは、①安全衛生 ②生産設備のメンテナンス ③インフラのメンテナンス ④品質基準と標準作業 ⑤進捗や状態の見える化 ⑥品質保証(不具合の再発防止)⑦教育・訓練 ⑧情報発信、という8つの改善テーマです。現場の状態を見える化し、標準作業や品質基準を言語化して、誰が担当しても同じ品質で回る仕組みにしていきます。

熟練の技能は、この会社の大きな強みです。だからこそ、その技を個人の頭の中だけに留めず、記録と手順として残し、次の世代へ引き継げる形にすることが、これからの成長の土台になります。

技を標準化したいのに、まとめ役が社内にいない

品質基準や作業手順を言語化し、文書化して共有する取り組みは、まだ途中段階でした。記録の残し方や、不具合の原因を追う型も十分には整っていません。現場の一人ひとりは熟練していても、その知見は属人的で、テーマを横断してプロジェクトを進めるPMやファシリテーターの役割が不足していました。改善を「進める人」の不在が、標準化の壁になっていました。

大手出身の生産技術者が、推進役に

加わったのは、大手精密機器メーカーで製造現場の改善を重ねてきた生産技術者です。週1〜2日、現場を訪問し、改善テーマごとに進捗を管理し、課題を分解し、効果を測定しながら、標準作業や品質基準書、不具合の再発防止様式を設計しています。

手を動かすだけでなく、現場のリーダーや班長を育て、自分たちで回せるチームづくりも進めています。毎日常駐でなくても、現場に降りて一緒に悩み、改善を主導できる人材が入れば、標準化は前に進みます。

受け入れ企業の声

一人の力技で回すのではなく、強みの違うメンバーが力を合わせて成果を出す会社にしたい。現場に降りて一緒に悩み、手も動かし、場も回してくれる。そういう方と一緒に、ものづくりの土台を整えていきたい。

受け入れ企業の経営者(千葉県・金属製品メーカー)

※ 上記は、経営者や現場でのやり取りの内容を、公開できる範囲で要旨としてまとめたものです(逐語引用ではありません)。プライバシーに配慮し、社名・個人名は伏せています。

この案件のポイント

  • 1

    現場の標準化を推進するポジション。8つの改善テーマを見える化→標準化→定着まで導く推進役。「誰がやっても同じ品質」を実現する。

  • 2

    週1〜2日・応相談で関われる。移住やフルタイムを前提にしない。原則は現場での対面。

  • 3

    準委任契約。報酬は時間単価と実稼働時間に応じて。稼働日数は応相談。

よくある質問

どんな経験の人が入った案件ですか?
製造現場の改善や品質・生産性向上プロジェクトの実務経験を持つ、大手精密機器メーカー出身の生産技術者です。現場に降りて課題を分解し、標準作業や品質基準を型化しながら、改善を推進できる方が、この案件を担っています。
週1〜2日の関わりで、現場の標準化は進むのですか?
進みます。この案件では、改善を主導できる人材が週1〜2日、現場を訪問し、テーマごとに進捗管理と効果測定を重ねています。毎日常駐でなくても、現場に降りて要所を押さえ、リーダーを育てられる方が入れば、標準化は前に進みます。
契約や報酬はどうなっていますか?
準委任契約で、報酬は時間単価と実稼働時間に応じて支払う形です。稼働日数は週1〜3日を目安に応相談。時間単価と実稼働時間は、人材からの提案をもとに双方で協議して決めています。

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