
ミッション・ビジョン・バリューの再策定・浸透PJT
案件内容
具体的内容
最初の業務としてやってほしい具体的なこと
#状態
・社員と共に新たなミッション・ビジョン・バリューを作り上げている状態
上記のことが必要な背景や現在の自社の状態
#ミッション・ビジョン
・現在ミッション・ビジョンについてはほぼたたき台が出来上がっている状態だが、修正も必要?(もう少しコピーの文脈でビビッと来る言葉がよいか?若干ミッションについてが固さを感じている)
#バリュー
・バリューについては、創業者が大事にしていた勇気・創造・誠実・融和の4つがあるが、それを引き続き既存のもので活用をする予定。しかし一方でそもそもMVVが浸透をしていないのもあるし、解釈がそれぞれ人によって異なる状態。それを皆で作り上げていきたい。
・更にダニエル・キム提唱の組織の成功循環モデルを参考に、モデルを作り上げていきたい。(現在は特に順番がないものの、勇気・創造・誠実・融和という上からあり、社員の中では勇創誠和と一部呼ばれている。)一方で、今後は誠実→融和→勇気・創造といった順番でシスコモデルと呼ばれるものを作りたい。(誠実の質が上がれば融和の質が上がり、融和の質が生まれば勇気の質が上がり、勇気の質が上がれば、創造の質が上がり、、、のようなサイクル)
(補足→シスコというのは、勇気:Spirit、創造:invention、誠実:Sincerity、融和:COnsonanceのそれぞれの頭文字)
→これらを1人で考えていくのは難しいと思うし、自分1人で考えたものを発信しても面白くない。仲間と共に作り上げていきたいし、更に浸透段階でも仲間が必要だと考えている。
上記のことを実現した上で今後目指していきたい状態
#Must
・MVVのそれぞれの浸透
#Want
・人事評価制度の策定
・クリエイティブの作成・修正(ロゴ、HP、カルチャーブック)
・もしかしたら・・・社名の変更も?
現状:セキネシール工業株式会社(Sekine Industrial Sealing COmpany)
今後:シスコ株式会社(Sustainable industrial Special paper Company)
■なお、下記メモです。
1:現在のMVVのたたき台
M:仲間と共に、未来を漉くう
V:大切な人に薦めたい、町いちばんの紙屋
V:現状の社訓の継承。 勇気・創造・誠実・融和。(創業者が大事にしてきた言葉)
ミッションに込めた想い
・和紙は洋紙と違って長期保存ができる。先祖がやっていた和紙事業は人々の願いを長期保管することで救ってきた。
・和紙事業→ガスケット事業への転換は、創業者である祖父が戦死した兄達に代わって自分が家族を救いたいという願いから事業を興した。
・現在のガスケット事業は、シール製品として流体漏れが起きないようにエンジン破損事故を救う事業
・今一番熱い案件の断熱材は、リチウムイオン電池発火によるEV事故から人々の命を救う
・また、現在小川町は消滅可能性都市ランキング2位なので、地域の将来を救いたい
なお、昔から弊社は紙を漉(す)いてきた。そのも意味を込めて「すくう」とした。
2:現在の動き
a→8月~社長より責任・権限委譲され、やたらと既存(父親が30年前に作成したもの)のMVVを発信している。(私自身100%共感はしていないものの、まずはうちの会社にMVVがあることに気づいてもらう)
b→現在既存のMVVについてアンケートを取得中。定量的な共感度、定性的なコメントを集めている。
c→2024年1月の全社集会(社長交代挨拶)のタイミングで、MVのたたき台のお披露目。その中で、バリューについては皆と改めて考えていきたいと発信。その場で簡単なワークショップ(3H弱)をやろうかと思っている。(満足度曲線などを用いながらバリューに沿った最高の体験と最低の体験の仲間内のシェア→メモを今後集合知として、PJTメンバーでバリューを作り上げていく形)ただし、1人だけだと作り上げていくのが難しいので外部のパートナーと一緒にやりたい。
企業概要
会社名 | セキネシール工業株式会社 |
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所在地 | 埼玉県 |
代表者名 | 関根堅司 |
設立年 | 1962年 |
資本金 | 30,360,000円 |
役員数 | 3名 |
概算社員数 | 50名 (正規・契約・アルバイト含む) |
業界 | 製造・メーカー |
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事業概要 | ・内燃機関(エンジン)のガスケット材料を始めとする、特殊機能紙の生産・販売
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売上 | 5億〜10億円 |
ビジョン・企業理念 | 弊社は江戸時代末期に和紙工房として誕生。現在は主にエンジンに使用されるガスケット(シール)材料を紙漉きの技術で生産・販売をしております。
自動車業界を始めとしたエンジン(内燃機関)を使用とする業界は電動化(EVシフト等)により縮小傾向で、今後大幅なビジネスモデルの変革が求められております。 また、我々が拠点を置く埼玉県小川町も明治時代には県内TOP5に入る栄えた町でしたが、今では消滅可能性都市ランキング県内2位に選ばれるほどで、雇用・生活の観点からも持続可能性が危ぶまれます。 そんな中で私たちはユネスコ無形文化遺産登録の1300年の歴史を持つ細川紙(小川手漉き和紙)の伝統技術を活かし、新しい価値を地域と共に生み続け、持続可能な優しい未来を築いていきたいと考えております。 【新たなミッション・ビジョン・バリューたたき台】 ミッション:伝統技術を継承し、新たな価値を創出。地域と共に持続可能な未来を築く ビジョン:大切な人に勧めたい、町いちばんの紙屋 バリュー:誠実、融和、勇気、創造(既存にあるもの) |