山形県

製造工程のオペレーション改善

生産・製造
生産・製造プロセス改善
募集終了

案件内容

具体的内容

最初の業務としてやってほしい具体的なこと

介護ソフト食事の製造工程の見直し、効率化をお願いしたい。
まずは、各工程の課題を洗い出し、収益・採算性を踏まえて、取り組むべき優先順位を決めたい。場合によっては、やらない、という選択をする課題もあると考えている。
取り組むと決めた課題について、改善案を提案し、その導入をお願いしたい。

まずは社長と二人三脚で進め、状況に応じて、現場の責任者と共にチームで取り組みたい。

上記のことが必要な背景や現在の自社の状態

研究開発時から素人が試行錯誤を繰り返し、現在のラインや管理体制を構築してきましたが、
作業効率が悪いためか生産性があがらず、経費と利益の追いかけっこ状態です。

以前、自動車系製造ラインの効率化経験のある方に3日間工場に来てもらい、アドバイスを貰ったが、上手くいきませんでした。
ストップウォッチで作業時間を計測するなど、現状把握をした上での提案をいただきましたが、当社は食品製造であり、試行錯誤でやってきた製造工程そのものに、まだ改善の余地があると考えています。

現在の製造工程は以下になります。
①入荷:原料を冷蔵庫・冷凍庫に保管
②攪拌:商品の製造に必要な複数の材料を投入し、攪拌
③充填:型枠(魚の切身の型)に入れて充填
④表面処理:魚の皮目模様を吹付によりプリント
⑤スチームコンベクション:スチームにより熱をかけて固める
⑥ブラストチラー:-30℃で急速冷却
⑦容器詰め(袋):凍った食品を型枠から外して袋に詰める
⑧冷凍保存
⑨出荷作業:金属探知機を通し、箱に入れて梱包

製造工程で、課題を感じている例としては、以下があります。
・攪拌工程:攪拌後、撹拌機の中に残った原料を、手作業によりゴムベラで取り除いているが、もっと簡単・楽なやり方があるのではないか。
・充填工程:1つの盤に12個の型枠を並べて充填している。これまで充填機を2回導入したが、原料が違うと水分量が異なり、粘度が変わることから充填が上手くいかず、機械はお蔵入り。現在はスタッフが、お玉を使って手作業で充填をしている。枠からこぼれたネタを拭き取る手作業もある。
・表面処理工程:魚の皮目を表現するため、天然原料の色粉を液体状にして吹き付けてプリントしている。プリンタ内で色粉が付着するため、2~3ヶ月毎に清掃が必要であり、東京まで修理に出している。修理の機械の配送のためにジャッキなども購入し、時間と費用がかかる。プリンタは代替機を含め4台保有しているが、修理が無ければもっと減らせる。
・スチームコンベクション・ブラストチラー:スチームと冷却の機械は箱形式であり、1度に入る量が決まっている。生産量が増える度に、機械の購入が必要で、1台数百万するが、採算が取れない。

上記のことを実現した上で今後目指していきたい状態

販路拡大と新商品開発並びに海外展開を視野に入れている。
工場のラインが固まったら、管理手法をアナログからデジタル化に切り替えていきたい。
工場の工程毎に管理している帳票類のデジタル化や、工場へのバーコード導入を進めたい。

企業概要

会社名

株式会社ベスト

所在地

山形県

代表者名

斎藤 秀紀

設立年

1985年

資本金

10,000,000円

役員数

3名

概算社員数

273名 (正規・契約・アルバイト含む)

業界

製造・メーカー・給食サービス業 介護ソフト食製造・販売

URL

ファイル

なし

事業概要

給食宅配事業(高齢者・生活習慣病療養食に特化) 
(売上比率:10%〜33%

給食受託事業
 保育園・幼稚園・学校・社員食堂・老人施設など

(売上比率:50%〜75%

介護ソフト食事業
 高齢者の咀嚼・嚥下対応食の製造・販売
(売上比率:10%〜33%

売上

10億円以上

ビジョン・企業理念

1.会社の存続意義
 社会貢献=利益の追及(顧客満足と従業員満足を高める)
2.会社の使命
 食育と食の楽しみ・喜びを啓蒙
3.弊社の方針
 社是   健康は食にあり
 企業理念 社是を基底として、伝統と創造性に満ちた給食業務の推進を通して、世の中から歓迎され、存在感にあふれ、社会をリードする企業に育ち、社会の発展に寄与する社業の実現を目指す。
経営方針など詳細は、http://www.best-ryoushoku.jp 参照