物流を支えるパレットを、半世紀にわたり手がけてきた千葉県のメーカー。低コスト製造で成長してきたこの会社が、次に選んだのは「付加価値のあるものづくり」でした。物流の2024年問題という社会課題を、自社開発の新製品で解く――その開発を担う機械設計・制御のプロが、業務委託で加わりました。JOINSを通じて成立した、この案件の要点を紹介します。
この会社は、物流に使うパレットの製造とメンテナンスを、半世紀にわたり手がけてきました。海外拠点を活かした低コスト製造を強みに成長し、木製パレットの自動選別清掃機は、すでに自社で開発・内製化し、外販するまでになっています。
次に目指すのは、パレット製造だけでなく、付加価値のある事業へと広げること。新しい技術を取り入れた製品開発を通じて、社員一人ひとりがやりがいを感じ、会社全体のレベルを上げていく。その狙いのもとで挑むのが、新製品の開発です。
挑んでいるのは、水を使わないプラスチックパレットの自動選別清掃機です。従来の常識にとらわれず、環境に優しく、低コストで、省スペースなメンテナンスを実現する製品。すでに複数の顧客から関心が寄せられており、一年以内の市場投入を目指しています。
背景には、物流の2024年問題があります。国交省の試算では、パレットが500万枚も不足するとされ、使用済みパレットを効率的にメンテナンスする事業の重要性が増しています。この社会課題を、自社の技術で解こうとしています。
この開発には、自動化ラインの設計、洗浄技術、選別の仕組みといった技術的な知見が要ります。パレット製造の経験は豊富でも、機械設計やシステム開発を担える人材が社内にはいませんでした。ハードウェアとソフトウェアの両方を理解し、試作からシステム設計まで担える人材の不足が、開発の壁になっていました。
加わったのは、大手精密機器メーカーで機械設計や制御を長く担ってきた技術者です。週2日、現地に通いながら、開発プロジェクトの計画立案から試作・実験・検証までを主導。社員や外部の協力業者と連携しながら、開発をまとめています。
最初の半年は使う設計ツールやものづくりの進め方の違いに慣れる期間としながら、いまでは設計から制御までを任される、開発の中核を担う存在に。毎日常駐でなくても、開発を主導できる人材が入れば、プロジェクトは前に進みます。
正社員で採るのも、まるごと外に出すのも違う。業務委託で開発を担ってもらう形が、いまの当社にはちょうどよかった。開発に情熱を持って取り組んでくれる方と、一緒に新しい製品を形にしていきたい。
受け入れ企業の経営者(千葉県・物流機器メーカー)
※ 上記は、経営者や現場でのやり取りの内容を、公開できる範囲で要旨としてまとめたものです(逐語引用ではありません)。プライバシーに配慮し、社名・個人名は伏せています。
開発の中核を担うポジション。計画から試作・検証まで主導する開発リード。社会課題を解く新製品に挑む。
週2〜3日・隔週応相談で関われる。移住やフルタイムを前提にしない。
準委任契約。双方の希望があれば、雇用契約への切り替えも検討される。
どんな課題に、どんな人材が向くか。地域の担当者が、貴社の状況をうかがった上でご案内します。
無料で相談する登録・相談は無料です。人材とマッチングしてから費用が発生します。